私たちが思うように活躍できて心地よく暮らしていくためのベースは政治にある。さまざまな声を拾い、政策整備につなげていくには、議会に出る議員の顔ぶれの多様性が欠かせない。その議員を選ぶのが選挙だ。
2021年10月に衆議院選挙があったが、投票率は戦後3番目に低い55.93%にとどまり、当選した女性議員の割合は前回の10.1%を下回り9.7%という結果になった。私たちが抱えている社会課題を解決するために女性議員が増え過半数を占めることが望まれるが、なかなか遠い道のりと言わざるを得ない。
2022年夏の参議院選挙を控え、私たちは何ができるのか、選挙にどのように向き合えばいいのか、多角的に取材して発信していく。また、どのように政治に参加したらいいのか、選挙だけではなく身近なところから何ができるのかも見ていきたい。