充実した1年を送るために取り入れたい、自分のためだけの「私時間」。不要なことをやめ、好きなことをする時間をつくることで前向きな日々を過ごせます。これから紹介するステップを参考に「やりたいこと」を見極める目を磨いて。
人生にその時間は必要? 自分のための時間を増やす

限りある時間、あなたは何に使う?
新たな1年を、どう充実した日々にするか。それを考えるヒントになるのが、朝活の第一人者、池田千恵さんが提唱する「私時間(ME TIME)」だ。「これは、自分のためだけに使う時間のこと。近年は業務のオンライン化の影響でオン・オフの切り替えがしにくく、常に時間に追われる状態になりやすい。特に真面目な人ほど仕事優先になり、負担が大きくなっています」。そうした状況を改善するには、「限りある時間を何に使いたいかを考え、毎日の予定に組み込むことが大事」と池田さん。「『私時間』は有意義な時間だけを指すのではなく、あくまで“自分軸”で選んだ時間のこと。ダラダラする時間も、明日頑張るために必要なら取り入れていい。まずは自分にとって時間をかけるべきこととそれ以外を見極め、ワクワクできる自由な時間を取り戻しましょう」。

減らしたい時間、増やしたい時間はどんなもの?