モノも情報も習慣も、自分にとって「本当に必要なもの」を見極め、毎日がラクになった女性たちの暮らしを取材。一人目は、モノも人間関係も8割手放し、やっと自分を好きになれたと話す井川佐知さんです。

【暮らしをシンプルにして毎日が変わった人】
・モノも人間関係も8割手放し、やっと自分を好きになれた ←今回はココ
離婚を機に1年かけて物を「断捨離」、ムダな家事も激減
モノが多くても部屋の「きれい」が保てる仕組みづくり

 就職して念願のひとり暮らしを始めた井川佐知さん。ところが、1カ月のうち半分は出張があり、仕事に追われる日々。家事をする余裕もなく、部屋にはモノがあふれ、心もカラダもボロボロに。「私は不幸だ」と毎日思っていたそう。転機は23歳のとき。「もうこんな生活は嫌だ」と一念発起し、仕事を変え、家も引っ越して、生活を徹底的に見直した。

 「ソファなどの大型家具は処分。洋服や食器類はすべて取り出し、必要なモノを厳選するなど、8割のモノを手放しました。また、それまで5分に1度はチェックしていたSNSをやめて、人間関係もスッキリさせました」

 苦手な家事は朝にルーティン化し、きれいな部屋を無理なくキープできる仕組みもつくった。「いつ、誰に見られても恥ずかしくない暮らしを手に入れてから、自分に自信が持てるように。精神的にも安定し、仕事などで思い通りにならないことがあっても、クヨクヨと思い悩まなくなりました」。

26平米のワンルーム。大きな家具を置かないよう意識する。ドレッサーやソファなど、背が高い家具や大きい家具を処分したため、1ルームでもスッキリ見える。「テレビも置きません」
26平米のワンルーム。大きな家具を置かないよう意識する。ドレッサーやソファなど、背が高い家具や大きい家具を処分したため、1ルームでもスッキリ見える。「テレビも置きません」

【CASE 1】ひとり暮らし(1R・26m2

井川佐知さん(仮名・24歳)
不動産・受付事務

 新卒で就職した会社は出張が多く、自宅も生活習慣も乱れがちに。2018年に転職し、現職に就いてから、生活を見直した。