本を読んでいて、グッと胸をつかまれたり、パッと視界が開けるような1文に出合うことがあります。そんな忘れたくない1文や本の感想を記録し、インスタグラムで公開している人たちに、ノートや画像で読書記録をつけるメリットとおすすめ本を聞きました。今回は、読書記録で何度も気持ちを救われた、uuuuurichanさんです。
・人生をリスタートしたいときに読みたい本&読書ノート
・暮らしと仕事に丁寧に向き合いたくなる本&読書ノート
・押しつぶされそうな心を癒やしてくれる本&読書ノート
・視野を大きく広げ、価値観を変えてくれる本&読書ログ ←今回はココ
・人間関係に悩んでいる人が希望を持てる本&読書ログ
・アートから社会問題まで「教養」が磨ける本&読書ログ
・心地よく、自分らしく暮らそうと思える本&読書ノート
・メモしたくなる仕事のヒントが詰まった本&読書ログ
読書記録で、何度も気持ちを救われた
本の中の1文に共感したり、背中を押されたり、時には横っ面を叩かれたりしながら「人生で何度も救われてきました」とuuuuurichanさん。読書記録をインスタで公開するようになってからは、さらにいいことが。
「読んだ本の感想を交換し合えたり、オンライン読書会に参加して交流を持てたり。本好きの人とつながることができて、とても充実しています」
『夜が明ける』
(西 加奈子 著/新潮社)より

uuuuurichanさん(32歳)
@uuuuurichan(インスタグラム)
広告・ライター/東京都在住/夫と子どもと3人暮らし
<DATA>
●読書量:10冊/月
●書籍代:3000円/月
●入手方法:購入2割、図書館8割
●読書記録歴:7年
●読書タイム:就寝前、早朝、仕事の休憩中
●本選びの参考:書店の平積み、インスタの読書アカ
●読書に目覚めた「きっかけ本」:『西の魔女が死んだ』(梨木香歩 著/新潮社)「中学生のとき、この本で初めて“本を読んで泣く”という体験をしました。読書で涙を流すほど強く心を揺さぶられることがあるんだと驚き、それから一気に読書の沼にハマりました」
●好きなジャンル:現代社会に問題提起する社会派の現代小説、笑えるエッセイ
●好きな作家:三浦しをん、森見登美彦、さくらももこ
●最近のマイベスト本:『正欲』(朝井リョウ 著/新潮社)