「職場に女性の先輩がいない」という悩み多き女性リーダーたちの“生”の声から、10年後を見据えた働き方を探ります。
「試されている感」は実績を出して払しょく
丸山かほりさん(以下、丸山) うちの会社は、今でこそ新卒の男女比率が半々ぐらいになりましたが、私が入社したときは女性総合職は珍しく、見渡す限り男性ばかりでした。私は女性扱いを一切されず、ほぼ男性社員として育てられた感じで(笑)。新卒の女性総合職の先輩は2人とも辞めてしまいました。
内藤智佳子さん(以下、内藤) うちは、女性比率は上がってきているものの2割程度。私がマネジャーを務めるプロジェクトのエンジニアは男性ばかり。プロジェクトではスタートから数カ月間はメンバーからの「なぜその作業が必要なの?」と反発が続出、コントロールが難しくなって。まさにストーミング(混乱期)でした。
仁平百合菜さん(以下、仁平) 私はストーミングからまだ抜け出せていないです。昨年の夏から始まったプロジェクトのメンバーは、私よりもスキルも経験値も高い人たちばかり。私は、相手から「年下のくせに」と思われないように努力していますが、まとめるのは至難の業です。




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