さまざまな壁にぶつかり、「会社を辞めたい」と思ったとき、どう行動すれば道は開けるのか。実際に仕事の壁を乗り越えた先輩たちに話を聞きました。今回は、転職失敗の壁を入念な自己分析で乗り越えた、真田理沙さん(仮名)です。
・「認知症の父の介護」の壁を「人に頼る」で乗り越えた
・「先輩社員のいじめ」の壁を「逃げる」で乗り越えた
・「転職失敗」の壁を「入念な自己分析」で乗り越えた ←今回はココ
・「仕事と育児の両立」の壁を「起業」で乗り越えた
真田理沙さんがぶつかった「仕事の壁」
コロナ禍で勤務先のホテルの収入がダウン。「今までの経験が生かせる、安定した業界」を目指し、医療事務の資格を取得。未経験OKの求人を見つけて応募するとスムーズに採用され、「運命かも!」と勢いで転職。
「でも、ミスが許されない仕事内容とピリピリした人間関係に驚愕。笑顔とホスピタリティーを大事にしたい自分の考え方と合いませんでした」

真田理沙さん(仮名・30歳)
ホテル・フロント
シェアハウス暮らし。新卒でホテルへ入社。コロナ禍による減給を受け、2021年に医療事務として病院へ転職するが、3カ月で退職。再び都内のホテルへ転職し、フロント業務を担当。