「楽しい仕事」があるのではなく、仕事が楽しくなるかは自分次第。前向きに仕事と向き合う人たちの、十人十色の仕事観に触れると、不思議と明日も働く元気が沸いてくる。「仕事が楽しい人の秘密」をいろいろな人に聞いていきます。今回は「介護訪問で奔走する人」、多田文香さんのご紹介です。

 千葉県北東部、田畑が広がる香取市で介護施設を営む多田さん。同じ作業療法士の夫と結婚、勤め先の介護施設を退職し、地元に根差した介護サービスを展開したいと起業した。「当時は『私が社長?』 と思ったが、やってみたら経営に向いていた」と振り返る。

 開業当初は無料で体を診るなどの取り組みが功を奏し、利用者は増加。次男出産後5カ月で、5つに増えた施設や訪問先を奔走する。昼食は車内で5分で済ませる毎日だ。

 「リハビリは本人のやる気をいかに高めるかが重要。心が動けば、体も動く。歌を取り入れたり、交換日記をしたり、地道な苦労の積み重ねだが、少しでも高齢者の体がラクになるとうれしい」

多田文香さん
多田文香さん(33歳・介護・経営)
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義祖父、義両親、夫、息子2人と7人暮らし
手取り年収:300万円以上600万円未満
仕事熱中度:80%
収入満足度:100%
好きな有名人:森山未來

※データの見方:手取り年収は「300万円未満」「300万円以上600万円未満」「600万円以上」のいずれかで表記。「仕事熱中度」と「収入満足度」は100%を最高値とする本人の実感値。