前向きに仕事と向き合う人たちの、十人十色の仕事観に触れるこの企画。今回は8回目、「40歳の節目で転職と結婚に挑戦した人」こと野田沙綾さんのご紹介です。
40歳で異業種の製薬会社に転職。海外との業務推進に奮闘中
「腐敗した組織で働いた」経験から、頑張る人が正しく評価される組織をつくりたいと、内部監査の職を選び、8年間キャリアを積んできた。外国人の同僚と働けることに魅力を感じて、40歳で異業種の製薬会社に転職。アメリカやイギリス支社の監査部との業務推進に奮闘中だ。
業界の専門知識や各国の法律知識、英語スキルなどが不足し、電話やスカイプ会議で的を射た意見を言えず落ち込むことも。そんな彼女を叱咤(しった)激励してくれるのが、転職と同時期に結婚したフランス人の夫。「40歳を超えて何をあたふたしているのかと思うけど、変化することは面白い」。
※データの見方:手取り年収は「300万円未満」「300万円以上600万円未満」「600万円以上」のいずれかで表記。「仕事熱中度」と「収入満足度」は100%を最高値とする本人の実感値。