仕事が楽しくなるかは自分次第。前向きに仕事と向き合う人たちを追う第9弾はセラピストの高野裕子さんです。体や心に不調を抱えた人や乳がん患者にセラピーを行う高野さんの原動力は?

乳がん患者のためのヨガとの出合いで「私の場所」を実感

 20年近く乳がんを患っていた母のマッサージをしていたのが、高野裕子さんがエステ業界に進んだ理由だ。33歳のとき、母が他界。喪失感で心身に不調を来した頃、ヨガと出合い、効果を実感して指導者を志した。

 37歳で乳がん患者のためのヨガを知った高野さん。講習会で母と過ごした時間を思い出し、「私の場所はここだ」と実感した。

 現在はアパートの1室で、体や心に不調を抱えた人や乳がん患者に、ヨガやアロマトリートメントなどのセラピーを行う。6年前から精神科病棟でのボランティアも手掛ける。「興味の赴くままに動いたら、できることが増えた。苦しみも喜びも分かち合い、人の心や体を軽くできたら」。

高野裕子さん
高野裕子さん(45歳・セラピスト)
Aroma & Yoga therapy Juno
ひとり暮らし
手取り年収:300万円以上600万円未満
仕事熱中度:100%
収入満足度:80%
好きな有名人:レオナルド・ダ・ヴィンチ

※データの見方:手取り年収は「300万円未満」「300万円以上600万円未満」「600万円以上」のいずれかで表記。「仕事熱中度」と「収入満足度」は100%を最高値とする本人の実感値。