日経WOMANの50代読者が集まり、本音をたっぷり語ってもらいました。終活を始めているパネリストもいる中、どんなお金の使い方をしているのか? 収入は40代の頃より上がっているのか? 50代の赤裸々なお金事情に迫っていきます。

50代会社員の超ホンネ座談会・前編 今も席がある理由
・50代会社員の超ホンネ座談会・後編 赤裸々なお金事情 ←今回はココ

 組織の中で自分らしい働き方を模索しながら仕事を続けてきた50代の女性たち。日経WOMANの50代読者4人に集まってもらい、お金事情について聞きました。収入は実際のところ40代の頃より上がっているのでしょうか。ゲストとしてファイナンシャルプランナーの大江加代さんにも参加してもらいました。

パネリストは50代の日経WOMAN読者の皆さん
パネリストは50代の日経WOMAN読者の皆さん
ゆきにゃんさん(57歳・電機・経営戦略)ひとり暮らし
にゃおさん(54歳・電機・事務)父と2人暮らし(母は特養に入居)
しょうこさん(56歳・医療機器・秘書)ひとり暮らし
ぽちさん(52歳・金融・事務)夫と息子と実母と4人暮らし

50代は健康にお金を使う

ぽち 20年前、一般職で一番上の等級になって以来、昇給はなくほぼ同じ給与額。試験を受けて、マネージャー職にならない限り、今後も定年まで上がることはありません。

にゃお 私も同じ。

ゆきにゃん 上場企業の総合職なので、女性の平均給与よりは高いと思いますが、管理職になった社内の同世代男性陣に比べるとかなり低い。そこがどうにも割り切れません。仕事へのモチベーションがいまひとつ上がらないのも、それが理由です。

編集部(以下、──) 支出の面では50代以降、ここにお金がかかるようになったというものはありますか?

しょうこ 歯のクリーニング代。歯が黄ばんでいると全身がくすんだ印象になり、老けて見える気がするので。3カ月ごとに歯科医院できれいにしてもらっています。

ゆきにゃん 私は白髪染め。油断するとすぐ根元が白くなるので、毎月1万円かけて染めてきましたが、年5万5000円で染め放題のサブスクリプションサービスがあるのを知り、切り替えました。今は2週間ごとに染めています。

ぽち 最近は「お金のかけどころ・省きどころ」のメリハリがつくようになり、使う総額は前より減りました。お金をかけるようになったのは健康維持のためのジムやサプリ代。減ったのは洋服代。ブランドではなく自分に似合うもの、心地いいものが分かってきたんです。とはいえ、バブル時代のお高いものは捨てられず、30年の時を経て、今も愛用中。マックスマーラのコートもフェラガモの靴も(笑)。