かつては「熱量高いプレゼンが上手にできること」が仕事の場では重要とされていましたが、実はコロナ禍での生活の変化をきっかけに、求められることが変わっています!
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相手との対話が最重要。諦めず訓練を続けて
リモートの時代、実際に話す機会が減り「LINEなど、指で会話」が増え、会話が苦手な人が増加したと、コミュニケーションコンサルタントのひきたよしあきさん。コロナ禍で「強い発言ができる」よりも「相手を巻き込んで場を温めて話す」ことがより重視されるようになった。
「YouTuberの話し方を手本にする人もいますが、あれはあくまで一方通行の話し方。私たちの日常では、『相手との対話』を意識しましょう。聞きながら相づちを打って、相手の反応を引き出しながら、相手の理解力に合わせて短くまとめて話す。相手がどう考えたかまで考えながら、相手ありきの話し方を心がけてみてください」
もし失敗しても、自分は話し下手だと落ち込むのではなく、「本当は話すのが上手だけれどそんなときもあるよね」という気持ちで。「よくも悪くも言葉に気持ちは引っ張られます」。

そもそも現代で求められている会話力はこの4つ!
(1)場を温める相づちがうまい
(2)「5フレーズ、15秒」に凝縮して意見を言える
(3)反論されにくい主張ができる
(4)Q&Aで聞き手を巻き込みながら話ができる