自己肯定感を高めようと無理やりネガティブな気持ちを抑え込んでいませんか? スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長の星友啓さんが教える、脳科学や心理学に基づいた自己肯定感の高め方を紹介します。

 「ネガティブに感じるのは、『ネガティブ・バイアス』という脳のメカニズムによるもの。うまく付き合うことが大事」と話すのは、全米トップのオンライン中高一貫校の校長を務める星友啓さん。脳科学と心理学に基づいた手法で生徒をサポートする。

 自己肯定感を高めるには、2つのステップがある。1つ目は、ありのままの自分を受け入れる「自己受容」。自分を受け入れた上で、現状を「ありがたく」思える何らかの「自分の価値」を見つけることが、2つ目のステップだ。

 「自分の価値を肯定するなんてナルシストみたい」と思う人もいるかもしれないが、「人との比較による優越感に浸るナルシストと、自分が自分であることに価値を見いだす自尊心の高い人とは異なる。後者は幸福感が高く、心身も健康という研究結果も」。自尊心を育むメソッドを試し、自己肯定感アップを目指そう!