株式以外で、「インフレに負けない投資」の選択肢になるのが、外貨投資や、金や原油などの資源(コモディティ)への投資。うまく活用すれば、資産の安定性を高めることができます!

投資は必要? 買うなら何? ゼロから分かるQ&A
投資実践編1 長期運用なら株式&株式投信だけでもOK
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円安が進んだ後でも外貨を買う意味はある

 1ドル=135円超までの急激な円安に驚いた人も多いはず。ソニーフィナンシャルグループの石川久美子さんは「米国がインフレ対策で金利を上げ、日本は景気刺激のために金融緩和を続けているため、日米の金利差が拡大し続けていることが円安の理由です」と語る。米国の利上げはまだ続くため、さらに円安が進んでもおかしくないという。

 「これ以上の円安余地が小さくても、円の金利がほぼゼロで、外貨なら金利収入がある点は重要。インフレ対策のために今からでも外貨を持つ価値はあります。長期投資で金利収入が積み上がれば、将来円高になっても為替差損を相殺できる」

 ただ、既に投信などで外国株に投資しているなら、間接的に外貨を持っているのでOK。外国株以外では債券という選択肢も。「米国の長期金利が3%台まで上昇し、長期の固定金利で運用できる米国債の価値が高まっています」(前川FP事務所アドバンスの前川貢さん)。