人気文具メーカーで働く女性は、自社ノートをどのように使って思考を整理しているのでしょうか。リアルな使い方を教えてもらいました。今回は、デルフォニックスの和田千波さんのノートをのぞき見しましょう。
1ページを3分割してより刺さるPR戦略を立てる
私のイチオシノート

5mm方眼のクリーム色の紙。分割ガイドを使ってタイトルの作成や、2分割、3分割、4分割で思考を分解し整理できる。ステーショナリーディレクターの土橋正さんが監修
ロルバーン ランドスケープ フィールド
1200円 縦170×横207mm
デルフォニックスで広報を担う和田千波さんが、新商品のPR戦略を考えるときに手放せないのが「ロルバーン ランドスケープ フィールド」。「横型ノートはアイデアが浮かびやすい」と和田さんは話す。
分割できるガイドを使って3分割し、「目的」「ターゲット」「訴求点」の視点から考察する。「以前はパソコンに向かってアイデアを打ち込んでいましたが、今は、思考を分割して自由にノートに書き込んでいます。そのほうが脳内が整理され、ユーザーに刺さるキーワードも浮かびやすくなりました。商品の拡散力アップにもつながっています」