【ワークライフバランス度】部門

年間総労働時間や有給休暇取得率、男女社員の育休取得率などを評価

 1位の日本生命保険は20年3月時点で、月間平均の所定時間外労働時間を16年度比で18%削減。年休取得も進み、休暇取得率は70%に。男性育休取得率も13年度から20年度まで8年連続で100%に。2位の住友生命保険は17年から働き方改革に取り組み、既存業務の削減・効率化と評価制度の見直し(時間当たり生産性評価の導入)により、20年3月時点で総労働時間は16年度比11.6%減。男性育休取得率は20年3月に100%を達成。3位の千葉銀行は、職員のワークライフバランスへの意識向上を目的として、人事考課にタイムマネジメント項目を追加。職員の意見や要望を施策に反映させており、これまでにつわりや不妊治療のための休暇制度など約60の施策を実現。

1位 日本生命保険
2位 住友生命保険
3位 千葉銀行
4位 高島屋
4位 東京海上日動火災保険

【ダイバーシティ推進度】部門

女性社員の比率や勤続年数など定着率を評価。障がい者雇用率やLGBT理解促進の施策もチェック

 性別や年齢、障がいの有無などに関わらず、誰もが長く活躍できるよう、ワークライフバランス施策や両立支援制度拡充などのサポート体制を充実させる企業が上位に。1位のNECは正社員の平均年齢、平均勤続年数共に男女差がほぼなく、新卒で入社した社員の入社3年後の在籍率も93%と高い。2位の花王グループは育児支援制度の整備で、90年代半ばには出産後も働き続けることが当たり前に。主要会社の女性正社員の54%が既婚者で、子どものいる女性正社員比率は46%。女性管理職では53%がワーキングマザー。3位のアフラック生命保険は女性正社員の51%が既婚者、ワーキングマザーは36%。在宅勤務など働き方の多様化などにより、若手女性社員の離職率が改善。

1位 NEC
2位 花王グループ
3位 アフラック生命保険
4位 りそなホールディングス
5位 キヤノン

 女性活用度調査の詳細は、『日経WOMAN』2021年6月号(5月7日発売)で詳報しています。

 ※調査概要/2021年1月~2月中旬に上場企業など国内有力企業4468社を対象に日経BPコンサルティングが実施。522社から回答を得た。設問や採点基準は有識者(聖心女子大学教授・大槻奈巳氏、キャリアン代表取締役・河野真理子氏、法政大学教授・武石恵美子氏)と本誌編集部で定めた。