日本金融経済研究所代表理事で、メディアでも活躍する経済アナリストの馬渕磨理子さんが、「WOMAN EXPO 2022 Winter」のトークセッション「古い価値観から抜けだそう――私らしいキャリアの見つけ方」に登壇。京大や官僚を目指して勉強に励んだ10代、親世代の理想とのギャップや、本当の自分自身とは何かに苦悩した20代を経て現在に至るまでのキャリアについて聞きました。

京大に入るもキャリアのスタートで挫折を経験

編集部(以下、――) 小さい頃から目指していた職業があったそうですね。

馬渕磨理子(以下、馬渕) 世の中の仕組みを作る仕事に興味があったのと、親の希望もあって、官僚になりたいと思っていましたね。小学校4年生から受験勉強を始めて、2年の浪人を経て大学院にも行ったので、17年ぐらい勉強ばかりしていました。小学生の頃からずっと京都大学を目指していて、京都大学の公共政策大学院に行くことができました。

―― 京都大学に入ることができて、それから夢だった官僚も目指したのですか?

馬渕 公務員の試験に受からずに、大企業メインで就職活動をしたのですが、行きたい企業の採用試験に全滅して。ある関西の医療法人に拾ってもらうような形で入社しました。2浪して大学院にも行っていたので、当時私は27歳。その医療法人の経営者の方から「この年齢で大企業に入るのは難しいし、キャリアをやり直すには専門性を身につけるしかないよ」と言ってもらって。まずは実績を作ることを勧められ、そこで資産運用を任されました。

一般社団法人日本金融経済研究所代表理事で、メディアでも活躍する経済アナリストの馬渕磨理子さん。「大企業メインで就職活動をしたのですが、行きたい企業の採用試験に全滅しました」
一般社団法人日本金融経済研究所代表理事で、メディアでも活躍する経済アナリストの馬渕磨理子さん。「大企業メインで就職活動をしたのですが、行きたい企業の採用試験に全滅しました」