イワシ缶には“いい油”やビタミンD、カルシウムがたっぷり。魚の調理が苦手な人も、缶詰なら手間いらず。イワシ缶で美しい体づくりをめざしましょう!
・エイジング対策にイワシ缶!最高のずぼらレシピ【1】←今回はココ
・イワシ缶は朝の摂取でより効果がアップする【2】
・筋肉と骨づくりに役立つイワシ缶【3】
・イワシには、血圧対策になる成分がある【4】
空前のサバ缶ブームに続き、イワシ缶の人気が上昇している。
「DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサぺンタエン酸)などの良質な脂質やたんぱく質といった栄養素がイワシに豊富なことが、背景にあると考えられる」とマルハニチロ中央研究所の高橋義宣さんはみる。DHA、EPAなどのn-3系と呼ばれる脂質は本来酸化しやすいが、「缶詰内は真空に近いので、缶を開けるまで酸化しにくいというメリットも」と高橋さん。
また、イワシ缶はカルシウム補給源としても優秀。もともと骨ごと食べやすいイワシだが、缶詰加工時には高圧処理されるため、さらに骨が軟らかくなり、食感を気にせず丸ごと食べられるようになるからだ。ほかにも冬場に欠乏しやすいビタミンD、イワシ特有の成分「イワシペプチド」などもたっぷり含まれる。
サバに比べてにおいが気になりにくいのもイワシ缶人気の理由。いろいろ試してみるといい。
イワシ缶はここがすごい!
●骨・筋肉を強くする
●脂肪をためにくくする
●血圧上昇を抑える
●免疫力を高め、アレルギーを抑える
●うつ病のリスクを低下させる
●認知機能の低下を防ぐ