女性が抱える、冷えやむくみ、肩こり、生理不順、イライラといった不調。「これらすべては血流で解決する」と提唱する漢方薬剤師の堀江昭佳さん。血流の質も量も改善するためのメソッドを教わりました。

・漢方薬剤師が直伝 血流を整える食事術【1】冷えをとる ←本日はココ
・漢方薬剤師が直伝 血流を整える食事術【2】夕食断食
・漢方薬剤師が直伝 血流を整える食事術【3】鶏スープ
・漢方薬剤師が直伝 血流を整える食事術【4】鶏おかず

「“血流”を良くすれば、冷えやむくみといった不調だけでなく、PMS(月経前症候群)のような女性特有の悩みも和らぐ」。こう話すのは、漢方薬剤師の堀江昭佳(あきよし)さん。これまで5万件を超える相談に応じた経験から、「悩みを解決する要は、“血流”にある」と気づいたという。

女性の不調は“血流”が主な原因!

漢方では “血(けつ)”は血液だけでなく、血液中のホルモンや栄養などを含む概念。女性の多くは「必要な量の“血”をつくることができておらず、量そのものが足りていないので、血がうまく流れていない」(堀江さん)。そうなると、「十分に栄養や酸素を全身に届けたり、老廃物を回収したりすることができず、体温の維持や免疫にも影響を与え、結果的にさまざまな不調が出てしまう」。無気力になったり、イライラするなど負の感情も生まれやすくなるという。
<血流が悪くなると下記の症状が生じやすい>
月経トラブル・PMS/肩こり/むくみ/太りやすい
冷え/やる気が出ない/記憶力の低下/うつ/イライラ

 漢方でいう“血”は、血液そのものだけではなく、栄養やホルモンまで含む概念のこと。いわば体の土台であり、血の流れが悪くなれば、心も体も調子が悪くなるというわけだ。とはいえ、ただ血がサラサラ流れればいいというわけでもない。「多くの女性は血そのものが足りていない。だから、いくらサラサラ流れても不調は改善しない」(堀江さん)。

 血が足りない原因について、「胃腸の調子が崩れているから」と堀江さんは指摘する。もともと胃腸が弱いというだけでなく、「必要以上に食べて胃腸が疲れ、消化吸収が悪くなっている人が多い」。だからこそ、「胃腸を元気にしてから、つくった血を全身にきちんと届けられるよう血流を整える食事や生活にすることが大切」と続ける。

 堀江さんお薦めの血流アップ法は次ページから、3つを詳しく紹介していこう。