細かく刻んだ野菜をご飯に見立てた「ベジライス」。米国でブームに火がつき、国内では市販品も登場。糖質量を抑えつつ満腹感が得られる、代謝に不可欠な栄養素も補える、といいことずくめ。今回は、見た目と食感で満腹度も高く、カリウムも豊富なカリフラワーライスのレシピをご紹介します。

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見た目と食感で満腹度も高い! むくみにいいカリウムも豊富

 米国から火がつき、ベジライスブームをリードする存在のカリフラワー。「見た目がご飯のようで味にクセがなく、さまざまな料理によく合う。低糖質なのに食べごたえがある食感で、満腹感も得やすい」と、管理栄養士の麻生れいみさんは人気の理由を分析する。

 カリフラワーに豊富な栄養成分の筆頭は、カリウム。「体内の余分な塩分を排出するため、むくみの改善に効果的」(麻生さん)。

 カリウムはゆでると流出して半減するため、加熱調理なら「蒸し」がいい。ビタミンB群や、ブロッコリーと同じく抗酸化成分のスルフォラファンも含まれる。

カリフラワーライスのここがすごい!

□塩分排出作用があり、むくみにいいカリウムが多い
ビタミンB群が糖質や脂質の代謝をサポート
美肌をつくるビタミンCを多く含む

カリフラワーライスの作り方

(1)カリフラワー1株を小房に分け、フライパンに大さじ3の水とカリフラワーを入れ、蓋をして中火で3分ほど加熱する。火を止め、蓋をしたまま1分蒸らす。(「ぷちぷち!ブロッコリーライスで糖質控えめダイエット」で紹介した方法と同じ)

カリフラワー1株を小房に分け、フライパンで蒸してみじん切りに。

(2)(1)をみじん切りにする。茎は薄切り後、みじん切りにするといい。花蕾は端から切るだけでポロポロの粒状になる。

こんな方法でも

●先に小さく刻んでからクッキングシートで包み、フライパン蒸しにしてもいい。
●カリフラワーは生食もお薦め。味にクセがなく、ポリポリした食感が楽しめる。

蒸さずに少量のオリーブオイルでさっと炒めると、コクがアップする

●蒸さずに少量のオリーブオイルでさっと炒めると、コクがアップ。