日中のデスクワークで、顔は夜には意外なほどガチガチになっているもの。この“顔の凝り”を放っておくと、次第にガチガチになり、頬のたるみや顔のむくみを引き起こすそう。今回は、目元周りとあごに集中したほぐし法をお伝えします。夜のぐりぐりで小顔を目指しましょう。
・小顔になるための必須ケア 夜に頭皮をぐりぐりほぐす
・夜の「顔筋ほぐし」で、目元のたるみや額のシワを改善 ←今回はココ
【前頭筋&眼輪筋ほぐし】で目元のたるみと額のシワを改善!
まぶたの上がもったりと、たるんだりむくんでいると、年齢よりも上に見えるもの。「目元のたるみは、眉毛を引き上げたり、目を見開いたりする働きを持つ前頭筋が凝っているから」と山口院長。「特に凝りやすい額や生え際、眉の上をほぐすだけで、目のまわりのもたつきが取れ、目がパッチリ。額のシワも予防できる」(代官山山口整骨院の山口良純院長)。
こぶしをかっさのように使って行うので、いつでもどこでもできる。特にお薦めなのは、夜。一日の顔の凝りを解消する習慣を続けることが大切だという。
まぶたの上にアプローチ

眼輪筋のある目尻の凝りもほぐせば、目尻も引き上がる。肌に負担をかけないよう、クリームやオイルなどを塗って行おう。
【額の中央から眉尻へぐーっと流す】
額の中央の上半分に人さし指と中指の第2関節を当て、圧をかけながら眉尻まで押し流す。10回繰り返したら下半分も行う。反対側も同様に。
【生え際の中央からこめかみへぐりぐり】
髪の生え際の中央に親指以外の第二関節を当て、上下に小刻みに揺すりながら、こめかみまで移動。10回行う。反対側も同様に。
【眉の上下をぐーっと流す】
人さし指と中指の第二関節を、眉毛を挟むように眉頭に当て、強めに圧をかけながら眉尻まですべらせる。10回行い、反対側も同様に。
【目尻の延長線上のこめかみをぐりぐり】
目尻と、目尻から指1本分のこめかみをそれぞれ親指の関節で、軽くこぶしを揺すりながら10秒ぐりぐり刺激する。反対側も同様に。