夜遅く食べると便秘になりやすいワケ
胃をからっぽにして寝ると、小腸の収縮活動が起きる
胃が食べ物を消化した状態で寝ると、小腸の収縮活動(空腹期消化管運動)が始まる。数時間後には強力な収縮活動が起き、食べた物を肛門側へと押し出す。翌朝、朝食によって便意を促す胃結腸反射が起き、排便が促される。
夜遅く食べると、小腸の収縮活動が起きにくい
胃に食べ物が入ったまま寝ると、本来空腹期に起きる小腸の収縮活動(空腹期消化管運動)が起きにくい。結果、便をためることに……。
「食べてすぐ寝るなど、胃に食べ物が入った状態で寝てしまうと、小腸の収縮活動が起きにくくなる。そして、停滞モードになり、便をため込んでしまうことに。翌朝、胃もたれして朝食が食べられない、便意も起きないという悪循環になってしまう」と馬場院長。