月1回 リビング・寝室のそうじ法

 「ホコリをため込むと、その中で細菌やカビ、ダニが繁殖し、咳や肺炎など呼吸器系の病気の一因になる。そうじの際にホコリを吸い込んでは、本末転倒なので、床そうじは、夜に人が動いて舞ったホコリが落ちた朝に。静かにゆっくりと行うとよく取れる」(松本さん)。

 また、“咳が止まらない”など、ハウスダストアレルギーの原因にもなるのが、エアコンだ。夏のクーラー使用でフィルターにできた水滴によりカビが繁殖する。フィルターのそうじを怠っていると、送風と一緒にカビの胞子をまき散らすことになる。月に1度は、そうじ機ではなく、シャワーで洗い流して。

【チェック5】布製ソファのダニは、スチームアイロンで死滅

布製ソファはダニの温床に。アイロンのスチームを当ててダニを死滅させる。表面の汚れは、固く絞ったマイクロファイバークロスで、スタンプを押すように拭き取る
布製ソファはダニの温床に。アイロンのスチームを当ててダニを死滅させる。表面の汚れは、固く絞ったマイクロファイバークロスで、スタンプを押すように拭き取る
エアコンの下に寝ると、アレルギー悪化の原因に
エアコンの下に寝ると、アレルギー悪化の原因に
 「エアコンの下は気流の関係で、汚れの吹きだまり。エアコンの下で寝ると、アレルギー悪化の原因になることも」と松本さん。フィルターは月1回程度、そうじ機ではなくシャワーで洗って、よく乾かし、消毒用エタノールを噴霧。

 次回は、「キッチンはベタベタホコリをためないように除去!」を紹介する。

松本忠男
医療環境管理士
松本忠男 亀田総合病院の清掃管理者として約10年間、現場のマネジメントに従事。現在は、医療関連サービスのトータルマネジメントを行う「プラナ」代表として、現場で得たノウハウを医療、介護施設などに提供。また、清掃に関するテレビ番組や記事の監修も行う。著書『図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)では、松本式そうじ術のノウハウを、家の中の場所別に写真とイラストでわかりやすく紹介。

取材・文/浦上泰栄 写真/吉澤咲子 イラスト/みやしたゆみ