Case5 便意を促すためにお尻洗浄器で刺激しています

答えは…△

 「お尻洗浄器による刺激には、便秘の赤ちゃんのお尻を綿棒などで刺激する“こより浣腸”と同じ効果がある。ただし、何度も洗浄しすぎると皮膚炎を起こすことも。あくまでも軽く刺激することが大切」(鳥居院長)。

 どうしても出ない場合は、坐薬や浣腸なども有効。「まずは出すことが第一。薬を適宜取り入れるといい」(鳥居院長)。

ストレス便秘の豆知識【3】
5点押しマッサージで腸が動き出す!
 便の流れに沿って、(1)右下腹部(そけい部の上)→(2)右上腹部(肋骨の下)→(3)左上腹部→(4)左下腹部→(5)おへその下の順に両手の親指の腹でプッシュ。
便の流れに沿って、(1)右下腹部(そけい部の上)→(2)右上腹部(肋骨の下)→(3)左上腹部→(4)左下腹部→(5)おへその下の順に両手の親指の腹でプッシュ。
 「腸管をしっかり刺激するように、痛くない程度の圧で押すのがポイント」(鳥居院長)。起床後と就寝前に行うと効果的だ。
鳥居 明
鳥居内科クリニック 院長
鳥居 明 25年にわたる大学病院勤務を経て、2006年に現クリニックを開院。豊富な経験をもとに、患者とじっくり向き合う丁寧な診療を行っている。
天野雄一
川崎幸クリニック 心療内科 医師
天野雄一 日本心身医学会専門医・研修指導医。心身症全般の診断と治療が専門。患者一人ひとりに適したストレス・マネジメントの方法を考え、心身両面からのアプローチを行う。
水上 健
久里浜医療センター内視鏡健診センター部長
水上 健 大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群・便秘の診断と治療が専門。「慢性便秘症診療ガイドライン」作成委員。『慢性便秘症を治す本』(法研)、『ねじれ腸 落下腸 滞った便がグイグイ出てくる 快うんマッサージ』(主婦の友社)など著書多数。

取材・文/やまきひろみ イラスト/PIXTA