グラッとめまいにすぐ効く 耳まわしストレッチ

 耳まわしストレッチで緊張をゆるめ、血流を改善しよう。

(1)耳たぶじーパッ押し、(2)耳サイド引っ張り

耳たぶをじーっと押してパッと離すのを繰り返す
(1)耳たぶじーパッ押し

両手の親指と人さし指で左右の耳たぶ全体をつまみ、じーっと5秒ほど押したらパッと離して10回繰り返す。弱い力で、じんわり気持ちいい程度に行う。

耳たぶの上のほうをつまみ、サイドへびーんと引っ張る
(2)耳サイド引っ張り

次に、耳たぶの上側にある側面を指でそれぞれつまみ、両側から真横へ引っ張り5秒キープ。耳が少しキーンとするくらいイタ気持ちよく10回繰り返す。

耳斜め引っ張り

左右の耳を持ち斜めに引っ張って離す
耳斜め引っ張り

耳をつまむ手の高さを上下に少しずらし、斜め方向へ対角に、イタ気持ちよく引っ張る。5秒キープを5回繰り返したら、手を上下を入れ替えて同様に行う。

耳ダイナミックまわし

耳を持って前後に大きく回す
耳ダイナミックまわし

最後は両耳の側面をつまみ、前後に10回ずつ、大きく回してほぐす。耳たぶをつまんで同様に行ってもOK。耳まわりがリラックスするのを感じよう。

■顎関節症、食いしばりがある人に【耳の後ろくぼみ押し】
耳たぶの真後ろで、骨の出っ張りとの間にあるくぼみが「完骨」のツボ。両手の人さし指と中指を揃え、頭の重みを使って斜め下から持ち上げるように押す。20~30秒が目安
 顎関節症や食いしばりがある人は、周辺の骨格がゆがんでめまいが起きやすい。頭や首を支える「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」の付け根にあたる部分のツボ「完骨」を押し、緊張した筋肉をゆるめよう。

 次回は、ストレートネックを改善する「首のばし」ストレッチ【2】を紹介する。

久手堅 司(くでけん つかさ)
せたがや内科・神経内科クリニック 院長
久手堅 司(くでけん つかさ) 神経内科専門医・頭痛専門医。東邦大学附属医療センター大森病院、済生会横浜市東部病院脳血管・神経内科を経て2013年に開業。「自律神経失調外来」「気象病・天気病外来」を開設。テレビや雑誌でも活躍。『最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方』(クロスメディアパブリッシング)、『面白いほどわかる自律神経の新常識』(宝島社)など著書・監修本がある。

取材・文/オカモトノブコ 写真/鈴木 宏 モデル/島村まみ 図版/三弓素青