前回、首や肩など上半身をぐるぐる回しながら呼吸筋を刺激し、深い呼吸ができる体になることで、イライラや頭痛などの不調を改善できることをお伝えしました。 今回は、骨盤周りなど下半身の血流をよくすることで更年期の不調をさらに整える方法を紹介します。

・更年期の不調を改善するヨガ 上半身はぐるぐる回そう【1】
・更年期ヨガ 骨盤周辺の筋肉をほぐし、冷えや不眠を改善【2】←今回はココ

骨盤まわりを中心に血流を良くする“パタパタ下半身ヨガ”

 上半身ヨガで胸まわりの呼吸筋をほぐしたら、下半身の筋肉をほぐそう。脚をリズミカルにパタパタと動かして、骨盤周辺の硬くなった筋肉を刺激する。

 「骨盤周辺の筋肉の衰えは血流の悪化を助長させる。自律神経失調の症状を重くする一因と考えられる」と青空(そら)レディースクリニックの真祐みちこさん。

 大腰筋や腸骨筋など骨盤まわりの筋肉をダイナミックに使うポーズで血流を促そう。「筋肉の柔軟性が上がり、こわばりからくる骨盤のゆがみも整っていく。また、副交感神経の通り道である、骨盤の中央にある仙骨周辺も刺激。冷えや不眠などの症状が改善する人もいる」(真祐さん)。

 ヨガの効果を高めるには「頑張りすぎない」のも大切。「無理をして体を痛めたり気持ちを追い込んだりしては逆効果。柔軟性は日によっても変わるので、その日、気持ちよく感じるところまで動かして」(真祐さん)。