主食をぐっと減らすダイエットは、効果が期待できる反面、続かず、リバウンドの原因になることも。そこで、オススメは、玄米に“やせ食材”をプラスした「玄米やせ玉」。白米をこれに置き換えれば、手軽に続けられ、無理なくやせやすい体に近づきます!
・つくりおきOK!「玄米やせ玉」で無理なくダイエット ←今回はココ
・「玄米やせ玉」でアレンジレシピ お弁当やスープにも!
ダイエットの主食は、全粒穀物がイチオシ
白米は玄米に、白いパンは全粒粉のパンに──。「主食を精製穀物から全粒穀物に、つまり白から茶色いものに変えると、体重が安定しやすい」と話すのは、生活習慣病の患者にダイエット指導を行っている医師の佐々木巌さん。
「消化吸収されやすい白米は、血糖値の急上昇を招き、このとき過剰に分泌するインスリンが脂肪蓄積を招くため、太りやすい。また、インスリン分泌後、血糖値が急降下したときに空腹感が高まりやすく、間食のもとになる」(佐々木さん)。
そこで、今回本誌が提案するのは、主食の白米を「玄米やせ玉」に置き換える方法。「玄米にクルミやシメジなど、食物繊維豊富な“やせ食材”を加えて丸めるだけ。つくりおきもでき、おかずにもアレンジしやすい」と料理研究家の石澤清美さん。
極端な糖質制限は長続きせず、リバウンドの原因に。「ダイエット中も1日100gの糖質は必要。お茶碗2杯弱の主食をとってほしい」と佐々木さん。普段食べているおかずはそのままに「玄米やせ玉」を1日4〜5個、白米代わりに取り入れよう。