呼吸数の少ない、深い呼吸になるためには、しなやかな呼吸筋が必要。 まずは自分が呼吸筋をきちんと使えているかをチェックしてみましょう。

あなたは1分に何回? 呼吸数が多いと不安度が高い【1】
・猫背は、呼吸筋が使えず浅い呼吸になる原因だった【2】←今回はココ

・猫背も良くなり、呼吸が深くなる4つのストレッチ【3】

呼吸筋の硬さをチェックしよう

 前回、呼吸数が多いと不安度が高いという研究結果を紹介した。呼吸筋とは、胸やお腹、背中にある呼吸に関わる筋肉だ。猫背など、悪い姿勢などで呼吸筋が硬くなっていると、呼吸数の少ない深い呼吸の妨げとなってしまう。だから、目指すべきはしなやかな呼吸筋だ。そこで、まずは、自分が呼吸筋をきちんと使えているかをチェックしよう。

 呼吸筋は、姿勢を支える筋肉でもあるので、姿勢を変えたときに、維持できない場合、使えていない可能性が高い。

 「これらの動きができないのに、無理に姿勢を矯正しようとすると、かえって痛みを引き起こしてしまう。できなかった人は、動かせる範囲で呼吸筋ストレッチをしてほしい。徐々に呼吸筋は柔らかくなってくるはず」(昭和大学名誉教授で、特定非営利活動法人「安らぎ呼吸プロジェクト」の本間生夫理事長)。

【テスト1】壁の前で腕をUP! 真っすぐに上がるかチェック!

【テスト1】壁の前で腕をUP! 真っすぐに上がるかチェック!

(1)壁の前に立ち、頭・肩・お尻・かかとを壁につける。腕を真っすぐに伸ばし、頭上に引き上げる。親指を立てて壁につける。
(2)この姿勢のまま、両腕を上げる。ひじの関節が伸びているか、肩が上がっていないか、腰が曲がっていないかを確認。これがクリアできないのは、呼吸筋が縮まり、活動が低下している。

【テスト2】腕を開いて壁につける。肩が上がってないかチェック!

【テスト2】腕を開いて壁につける。肩が上がってないかチェック!

(1)壁の前に立ち、頭・肩・お尻・かかとを壁につける。腕をまっすぐに伸ばし、親指を上に向け、両腕を肩の高さまで上げる。
(2)この姿勢のまま、両腕を開く。ひじの関節が伸びているか、肩が上がっていないか、腰が曲がっていないかを確認。テスト1と同じく、呼吸筋が縮まっているとできない動きだ。

Check!
1つでも当てはまれば呼吸筋を使えておらず、呼吸が浅くなっている可能性大!