医療技術や栄養学の進歩などによって、人生100年という時代がやってくると話題になっています。課題は、お金、仕事、健康。そのうち、日経ヘルスでは、女性の健康面に絞って、今からどういった考え方で、何をすべきかという“健康戦略”についてまとめました。

・人生100年時代!女性は年代ごとに健康への備えが違う【1】←今回はココ
・人生100年時代! 女性の老化・基礎知識【2】
・今から始めよう! 人生100年時代のための3つの健康習慣【3】

 「単に長生きはしたくない。でも、“元気で”長生きしたいというのが多くの人の本音だ」と東京都健康長寿医療センターの大渕修一さんは話す。

 不慮の事故、深刻な病気など、私たちには対策しようのない出来事は起こってしまう。その一方で研究や調査により、女性が長く“元気で”いるために必要な対策も明らかになりつつある。

 女性の100年、取材をもとに最低限どんな対策をすべきか年代ごとにまとめた(次のページ)。閉経までは、PMS(月経前症候群)や子宮内膜症など、月経にまつわる不調や疾患に悩まされる人が多いが、閉経を境に女性ホルモンが減ると、骨は弱くなり、血管は硬くなる。筋肉も加齢とともに減っていく。骨、筋肉、血管。女性の人生100年時代には、これらのケアが重要になる。