人や社会に必要とされている感覚がモチベーションに
【健康習慣2】社会とのつながりが健康管理のモチベーションに! 退職後は地域とのつながりを
大渕さんは「70代、80代でも充実した日々をすごせるかどうか、それは地域とのつながりの有無が大きく左右する」と話す。
例えば、会社勤めをしている人は、退職すると、人とのコミュニケーションの機会が急減するが、意外にも「人や社会に必要とされている感覚がなくなると、健康管理へのモチベーションが下がる」という。
そこで、大渕さんは首都圏の自治体と協力し、退職した人に週1回地元のデイサービスで有償ボランティアとして働く試みを行っている。地域とのつながりを取り戻すことにつながるうえ、介護施設にとっては人手不足解消などのメリットがある。
また、「自分が将来どのように人の助けを借りるのか、というイメージもつく」(大渕さん)。