病気を早めにキャッチする健診の受け方とは

【健康習慣3】対策型がん検診は必ず。閉経前後に骨密度測定

 病気を早めにキャッチし、対策するには、健診は強い味方だ。健診には、国が推奨する対策型がん検診、メタボリックシンドロームを把握し、保健指導を行う特定健康診査のほか、人間ドック健診がある。三井記念病院総合健診センター長の石坂裕子さんは、上手な健診の受け方に2つのポイントがあるという。

 1つは「女性特有のがんを見逃さない」ということ。女性には、子宮頸がん、乳がんという比較的若い世代にも発症するがんがある。どちらも国が推奨する対策型がん検診の項目にあるが、子宮頸がんが20歳からなのに対して乳がんは40歳からとなっている(下表)。

子宮頸がんは20歳以上、乳がんは40歳以上が対象となる
 対策型がん検診(住民検診型)は、受診することで、がんによる死亡者を減らせることが科学的に証明された検査だけを、国が推奨している(上表)。これに対して任意型がん検診(人間ドック型)は、新しい科学的知見に基づいた検査を、自分自身の判断で受けることも可能。

 もっと早く検査を受けたいという人、エコー検査など対策型がん検診にはない検査を受けたい人は、人間ドック健診などで受診可能だ。「大腸がんが親族に多いなど、家族歴がある場合、便潜血による大腸がん検診が陰性であっても大腸内視鏡検査など画像による大腸検査を40歳になったら受けておくのも手だ」と石坂さん。