縮んだ首の前側を緩める「基本の首ストレッチ」

縮んだ首の前側を緩める首ストレッチ

【1】肩に手を置いて、鎖骨を押さえる
左手で右肩をつかみ、手のひらで鎖骨を押さえる。左脇はしっかり締め、鎖骨と、その下にある胸の筋肉(大胸筋)を固定する。

【2】正面向きのまま、首を後ろに倒す
鎖骨をしっかり押さえながら首をゆっくり後ろへ倒し、あご先を軽く上に向ける。このひと手間で、首の横にある別の筋肉が先に伸びてしまうのを防ぐ。

【3】首を横にひねり、胸鎖乳突筋をぐぐっと伸ばす
首を後ろに曲げたままゆっくり左に倒し、あご先を右上に向ける。耳たぶの下から胸鎖乳突筋が伸びるのを感じながら、5回深呼吸。反対側も同様に。

POINT:鎖骨を押さえて、筋肉を固定する
鎖骨の下に広がる胸の大胸筋をしっかりホールド。胸鎖乳突筋の付着部も固定され、ピンポイントにストレッチできる。

【続けて行うとさらに効果UP!】

胸鎖乳突筋の伸びを感じつつ、首を大きく回して血流促進

胸鎖乳突筋の伸びを感じつつ、首を大きく回して血流促進

 鎖骨を押さえた基本の首ストレッチ姿勢のまま、頭を大きく3回ずつ、両方向に回す。胸鎖乳突筋がさらにほぐれ、首まわりの血流が促される。

首ストレッチで腕を大きく回し、肩まわりの筋肉をほぐす

首ストレッチで腕を大きく回し、肩まわりの筋肉をほぐす

 基本の首ストレッチで首を伸ばしているほうの腕を、付け根から前後に5回ずつ回す。鎖骨から肩につながる筋肉をほぐし、凝りや痛みを改善。

 次回は、応用編のスマホ首ストレッチを紹介する。

鄭信義(チョン シ ニ)
御影フィール 御影整体学院 院長
鄭信義(チョン シ ニ) 整体師。2002年に首こりやストレスからくる不調の緩和を目的として開院、1年先まで予約が埋まるほど人気に。後進の育成にも尽力。著書に『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす!』(講談社)など。

構成・取材・文/オカモトノブコ 写真/稲垣純也 モデル/殿柿佳奈 イラスト/岩崎あゆみ