だんだんと戻りにくくなる「顔のむくみ」や、ジワジワと進む「頬のたるみ」、「ほうれい線」……。そんな、年々増える一方の顔の悩みについて、タイプ別に対策メソッドを紹介します。今回は準備編です。

・顔の脂肪だまりをほぐす 老け顔対策マッサージ【1】←今回はココ
エラはり、たるみ、むくみ…悩み別・脂肪流しマッサージ【2】

顔の悩みの原因は、たまって硬くなった脂肪にある!

 太ももやお尻にボコボコと現れるセルライトを知っている人は多いだろう。セルライトは脂肪細胞に余った栄養が蓄えられ肥大化している組織だが、「小さな脂肪の塊は顔にも存在する」と理学療法士の小野睛康さん。

  それが皮膚細胞の活性化を邪魔して弾力を奪い、たるみやほうれい線、目のまわりのくぼみなどの原因になるという。

脂肪が原因!? 顔の3大悩み…あなたに当てはまるのは?
【1】むくみタイプ
血流が悪くなり、余分な脂肪や老廃物がたまってむくむ。

他にも…二重あごや目のくまが気になる。

【2】エラはりタイプ
硬くなった筋肉に肥大化した脂肪がのり、エラがはる。

他にも…ほうれい線や頬のたるみが気になる。

【3】たるみタイプ
血流が悪く、たまった脂肪の重さでたるむ。

他にも…しもぶくれ、おでこのシワ、ゴルゴラインが気になる。

  「解消するカギは、顔への血流を良くすること。血流が改善することで栄養や酸素が行き渡り、皮膚の若返りにつながる」(小野さん)。

 血流を良くする方法として注目されているのが、皮下組織の深いところまで届かせるマッサージだ。皮膚は表皮、真皮、皮下組織という3層で構成され、脂肪の塊ができるのは一番下の皮下組織。

 「表皮と真皮の厚さは全身1.5〜2mm程度。その下の皮下組織には自分の手でギュッと押したり、つまむことで十分アプローチできる」と小野さん。表皮近くを流れるリンパへのアプローチと異なり、この脂肪流しマッサージはあくまで短時間だが、強めに押すのが基本。凝りも解消できる。