日常の何気ない動作の積み重ねでゆがんでしまう脚。でも、脚のタイプ別の股関節リセット整体で、まっすぐな美脚に近づけられます。その方法を“肛筋トレ”で有名な整体師・久嬢由起子さんに教えてもらいました!
・O脚、X脚、D脚のセルフ整体 脚タイプを見極めよう【1】
・O脚、X脚、D脚も…股関節リセット整体で美脚へ【2】←今回はココ
ひざがつく、内股がラクな…X脚のメソッド
脚を左右に開いてリセットし、内もものムダ肉も撃退!
X脚の人は、あぐらなど脚を左右に大きく開く動作が苦手だ。逆に、内股で踏ん張って立つなど、脚の内側の筋肉を使う姿勢をとりやすい。その結果、ますます内股になり、最終的にはひざをつけないと立っていられなくなる。内ももにムダ肉がつきやすいのも特徴だ。内股の女性らしい立ち方で、内ももが左右ぴったりつくため、きれいな脚と思われることも少なくない。
「X脚の改善には、脚を左右に開き、力をかけながらひざを外側に押し広げ、股関節をリセットするのがいい」と整体師の久嬢由起子さん。 「片ひざ押し込み」は、片脚ずつ押し込む力を調整できる。両脚いっぺんにやりたい場合は「あぐら押し込み」を。どちらも効果は同じ。極力背すじを伸ばして行うのがコツだ。
片側ずつゆっくり開く[片ひざ押し込み]
(1)両脚を揃えてイスに浅く腰かけたら、片足を反対側のひざの上にのせる。
(2)曲げたほうのひざの内側に手を置いて、脚の付け根から左右に開くように体重をかけながらゆっくり下へ押し込む。8秒間キープ。反対側も同様に行う。
両脚の不均衡を一気に解消[あぐら押し込み]
床に座り、あぐらの姿勢から左右の足裏をぴったりつける。左右の手をそれぞれひざの上に置き、下へ押し込む。脚の付け根から左右均等に開いていることを意識しながら8秒間キープ。
■“ぺたんこ座り”はNG。硬くなった股関節のストレッチになるあぐらがお薦め。
■内股は、股関節の内向きを助長する。立つ、歩くときは、つま先を外側に出すことを意識して。