ひざが離れがち、あぐらがラク…O脚のメソッド

ももの内側とひざに意識!脚がピッタリくっつく

 O脚は脚の外側の筋肉を使うクセから、脚が“外へ外へ”と向きやすい。そのため「脚の外側に肉がつくのが特徴です」(久嬢さん)。内ももの筋肉が弱く、「ひざがつかない」「ガニ股」といった状態にもなりやすい。脚を左右に開くあぐらは楽にでき、イスに座ったときは左右の脚を組みたくなる。

 そこで、「O脚の改善には、股関節を正しい位置にしながら、内ももの筋肉を意識して使うことが大切」と久嬢さんは話す。下で紹介する整体「ひざ開き」では、ひざを曲げたまま開く動作で股関節の位置を調整し、「ひざを揃えながら腰を上げる」という最後の動作がももの内側の筋肉をしっかり刺激する。長年O脚に悩まされた女性もこれでまっすぐな脚に変身できる!

ひざを動かして、内ももを意識[ひざ開き]

ひざを動かして、内ももを意識[ひざ開き]

(1)足先を開いて、かかとをつけてまっすぐ立つ。両手は自然にウエストのあたりに置く。
(2)ひざを揃えたまま、自分の行けるところまでゆっくり腰を落とす。最初は深く腰を落とせないが、だんだんできるようになっていく。
(3)一度ひざを外側に開き、ひざをくっつける意識をしながら、腰を上げ、最初の姿勢に戻る。このとき腰が反らないように注意する。一連の動きを1秒ほどで行う。

O脚の人はこんな習慣にも注意
 O脚の人は、脚を組む姿勢やあぐらがラク。内ももの筋肉を使わずにすむせいだが、その“さぼりグセ”がO脚を悪化させることもあるので要注意。

■脚を組むのはNG。イスに座るときは、座面に深く腰掛け、足裏を床にぴったりつけて。
■あぐらも、脚の外側への力が働くため、O脚がひどくなる一因になるので気をつけて。