片足だけO脚、左右の長さが違うD脚のメソッド
足を振り子のように動かせば、脚の左右差が消える!
D脚は、いつも同じ側の肩にバッグをかけたり、片足に重心をのせるクセがあるなど、日常的に片側に負荷をかけていることが原因。片方の脚が曲がっていることで、左右の脚の長さが違うと感じる人も。O脚と同様に曲がったほうの脚は、内ももの筋肉がうまく使えていないことが多い。
D脚の整体は曲がったほうの脚だけでOK。「曲がっていないほうの足を振り子のように動かすことで、遠心力を使って反対側の脚を付け根から大きく左右に開き、股関節を正しい位置に戻していく。脚の長さも整う」と久嬢さん。足の重さだけで、足を、体の前面から背面にむけて大きく動かす意識をしよう。体を支えようと軸にした足の内ももの筋肉を使うようになる。
曲がっている脚を軸に体をねじる[片脚ふりこ体操]
(1)かかとをつけてまっすぐ立つ。O脚気味のほうの脚を軸足にして、もう片方の脚を前方に振り上げる。
(2)前方に振り上げた脚を、遠心力で大きく外側に回し、後ろに伸ばして、元に戻す。脚の重さだけで、付け根から大きくリズミカルに動かす。ぐらつくときはイスの背などにつかまって行おう。
D脚の人はこんな習慣にも注意
片側に体の重心が偏る生活習慣がD脚の原因。日常生活では、立っているとき、バッグを持つときなどは、体を左右バランスよく使うことを心がけよう。
■立つときは、片側に重心をかけない。体重をかける側を交互にするといい。
■バッグをいつも同じ側の肩にかけたり、手に持ったりしないで、左右交互に。
■立つときは、片側に重心をかけない。体重をかける側を交互にするといい。
■バッグをいつも同じ側の肩にかけたり、手に持ったりしないで、左右交互に。
久嬢 由起子
肛筋トレーナー
肛筋トレーナー

取材・文/海老根祐子 写真/稲垣純也 モデル/久嬢由起子 構成/中西奈美