野菜の賢い冷蔵術
ニンジン、大根、カブは葉の部分を切り落とす
「葉があるほうが長持ちする」と思いがちだがそれは間違い。ニンジンや大根、カブの葉は生長点に当たり、放っておくと伸びて栄養を消費してしまう。切り落として保存すること。ただし、葉の部分も栄養たっぷり。捨てずに食べるといい。
残った野菜は、切断面をラップで密閉。呼吸を止める
「丸ごと1つを使いきらない場合は切断面をラップでぴったり覆い、野菜が呼吸しにくい状態にしてからビニール袋に入れて野菜室へ」(弥冨さん)。常温保存に向く野菜も、使いかけのものは冷蔵保存すること。
キャベツは芯をくり抜き、濡れティッシュを詰めて保存
「キャベツの生長点は芯の部分。芯をくり抜いて濡れティッシュを詰めてから『包んで守る』保存を。このひと手間でシャキシャキ感が長持ちする」(弥冨さん)。半分に切ってある場合も、芯の部分に同様に処理をしてから切り口をぴったりラップして。