骨盤まわりの筋肉が硬くなることで体幹が使えなくなっている人に効果的なのが「骨盤ヨガウオーク」。体幹を伸ばし、足の親指を意識しながらステップを踏むだけで、体の動きがしなやかに。体幹を支える筋肉に刺激が入り、歩き方もきれいになります!
・足の親指を意識すると骨盤が安定し、美しい歩き方に【1】←今回はココ
・ポーズをとりながらステップ!ヒップアップにも役立つ【2】
骨盤ヨガウオークってなに!?
骨盤は体幹の土台となる部分。「長時間座りっぱなしの生活や運動不足で骨盤まわりの筋肉が硬くなると、体幹全体の動きが制限される。体幹をうまく使うには、骨盤まわりの筋肉が柔軟に動き、骨盤を安定させる深層筋の筋力を兼ね備えている必要がある」とヨガ指導者の平賀きょう子さんは話す。
そこで平賀さんが薦めるのが、両足の親指に重心をかけながら、ヨガのポーズでステップを踏むだけで、体幹の筋肉が働きやすくなる「骨盤ヨガウオーク」。ウオークといえど、実はポーズをとりながら、ゆっくりと足踏みをする。
「体幹を伸ばしながら動かすことで、骨盤まわりの筋肉がほぐれ、体幹を支える骨盤底筋群の働きも良くなる」(平賀さん)。
骨盤まわりの筋肉が硬いと、最初は思うように動かなかったり、お腹やわきの下が引っ張られて痛かったりするが、続けることが大切。
「朝食前に行うと、全身の血流が良くなりむくみが解消する。骨盤が安定し、日中も自然と体幹を使った歩き方になり、美脚になる」(平賀さん)。