手洗い習慣が身についたものの、洗ったあとにしっかりとしたケアをしていますか?洗いっぱなしは手の乾燥のもと。今回は、手洗い後の正しい保湿ケアと、ハンドクリームの選び方をご紹介します。手洗いが頻繁で、すぐクリームが落ちてしまう人は、寝る前のケアが重要です。

マスク&消毒・殺菌生活で悪化!? 顔・手・背中・かかとの4大荒れ
「乾燥肌対策の正解」
・マスク乾燥肌を食い止める、洗顔・保湿の正解とは【1】
・ゴワつき?ヒリつき?肌荒れレベル別・保湿剤の選び方【2】
・手荒れ対策は寝る前が重要に 荒れレベル別のクリームを【3】←今回はココ
・背中、かかと荒れ対策の正解

感染症対策のためにも、手荒れ対策が重要に?

 顔だけでなく手指も、頻繁な手洗いによって水で濡れる機会が増えたために、より乾燥したり、荒れやすくなったりしている。「荒れて傷ができた手肌には汚れが入り込みやすく、洗っても落ちにくいことが、製薬会社との検証でわかった」と、野村皮膚科医院院長の野村有子さん。感染症対策を万全に行うためにも、手荒れ対策は重要だ。

新発見! 荒れた手指は洗い残しが多い

 きちんと手を洗っていても、手荒れによる傷があると、その部分に汚れの洗い残しが存在することが、ユースキン製薬と野村さんの検証で明らかに。

汚れに見立てた蛍光塗料入りの専用ローションを手全体に塗布し、その後念入りな手洗いを実施。ブラックライトを照射し、洗い残し部分を確認。画像右)指先の白く光っているところが、傷があり洗い残しのある部分。写真提供/ユースキン製薬
汚れに見立てた蛍光塗料入りの専用ローションを手全体に塗布し、その後念入りな手洗いを実施。ブラックライトを照射し、洗い残し部分を確認。画像右)指先の白く光っているところが、傷があり洗い残しのある部分。写真提供/ユースキン製薬

肌のバリア機能を担うのは、角層の細胞と細胞をつなぐ細胞間脂質。その主成分であるセラミドなどの脂質を補うことは、乾燥肌の正解ケアの1つといえる。肌が乾いてきたと思ったら、すぐにクリームなどで補うといい」(津田クリニック副院長の津田攝子さん)

 次のページで手洗い荒れのケア方法を紹介しよう。