チクチクするような皮膚の痛みに、赤いブツブツ……。そんな症状が急に出てきたら「帯状疱疹」かもしれません。帯状疱疹は免疫力の低下に伴い発症しやすいため、以前は体力の低下する高齢者に多く見られましたが、近年、若い世代での発症が急増しています。なぜ若年層の発症が増えているのか、その理由と発症時の対処法について紹介していきます。

【前編】 ワクチン浸透で増える帯状疱疹 新型コロナも引き金に ←今回
【後編】 帯状疱疹の痛みはガマンNG 50歳からは予防ワクチンも

Check! こんな症状は帯状疱疹のサインかも
□ 肌がピリピリ、チクチク痛む
□ 赤い発疹が出てきた
□ 発疹が帯状に並んでいる
□ 痛みと発疹がほぼ同じ場所にある
□ 痛みと発疹は体の片側だけにある
□ 発疹や皮膚の痛みに軽度の発熱、リンパ節の腫れを伴う
□ 症状が出る前に疲労やストレスがあった

 帯状疱疹の症状は、痛みから始まることが多い。体の片側の皮膚がピリピリと痛みだし、数日ほどして赤い発疹が出現。その後、発疹に水ぶくれも混じってくる。最初に発疹が出て、その後に痛みが生じるというケースもあるが、どちらも「痛み+発疹」が出て初めて帯状疱疹だと気づく人が多い。

 近年、この「帯状疱疹」にかかる人が増えているという。その理由と発症メカニズム、主な治療法について、次のページから紹介していこう。