北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛さんの研究で、冷えの基本的なタイプは4つに分けられると判明! まずは、自分がどのタイプかを知り、それに合わせた対策を行うことが、冷え解決への近道です。

・科学的な冷え研究からわかった!冷えには4つのタイプ【1】←今回はココ
・科学的な冷え研究による4タイプ別の冷え対策【2】

 日本で初めて冷え症外来を始めた北里研究所の東洋医学総合研究所。同所の伊藤剛さんが、体表と深部の体温や自律神経バランスを測定分析したところ、冷えのパターンは基本的に「下半身型」「四肢末端型」「内臓型」「全身型」の4タイプに分類されることが分かった。加えて、「局所型」「混合型」も存在するという。

 「冷えには生活習慣や年齢、体格などと同時に、自律神経の働きが大きく関わる」と伊藤さん。

 血管が収縮し、血流が減ることが冷えの一因。この血管を収縮させて血流を調節するのが、自律神経のうちの交感神経だ。「ところが、自律神経の働きは一律ではなく、体の各部位で異なる。例えば、上半身は副交感神経優位だが、足先の交感神経が緊張すると、下半身は冷え上半身がのぼせる“冷えのぼせ”状態になる」と伊藤さん。

 根本的な解決には、冷えの原因に正しくアプローチすることが大切。次ページからは、基本の4タイプを詳しく見ていこう。