健康や美容の最新情報を追う「日経ヘルス」から、いま注目を集める商品やサービスを紹介するTREND FOCUS。今回のテーマは、“ニュータイプ”豆腐。日本人にはなじみの深い豆腐が、乳製品やご飯、肉の代わりに、スイーツにと変化を遂げています。

豆腐ベースのニュータイプ食品が続々登場している。
豆腐ベースのニュータイプ食品が続々登場している。

 日本人にとって身近な豆製品の一つ、豆腐。近年は、植物性たんぱく質がとれるヘルシーな食材という点が改めてクローズアップされ、朝食や間食で手軽に食べられるニュータイプの豆腐が増えている。

 豆腐は、生活習慣病のリスク因子といわれる動物性の飽和脂肪酸をとらずに手軽にたんぱく質が補給できる食材だが、たんぱく質量はサラダチキンに比べて1/3程度。

従来の豆腐はサラダチキンに比べてたんぱく質量が少ない
従来の豆腐はサラダチキンに比べてたんぱく質量が少ない
※データ:豆腐は日本食品標準成分表2020年版(八訂)の100g当たりの数値、チキンは各社パッケージより

 しかし、ニュータイプの豆腐は、1食でたんぱく質10g以上とれるものが多い。また、おやつでたんぱく質が補給できる豆腐スイーツもある。次ページでは、そんなニュータイプの豆腐の商品をひとつずつ紹介していこう。