健康や美容の最新情報を追う「日経ヘルス」から、いま注目を集める商品やサービスを紹介するTREND FOCUS。今回のテーマは、強く、細く、しなやかな筋肉が手に入るトレーニングマシンです。

 米国のトータルジム社のトレーニングマシン「エンコンパス」が、注目を集めている。シートがスライドするピラティスマシンに似ているが、シートの角度を大きくすることで負荷を高められるのが特徴だ。

「ENCOMPASS(エンコンパス)」使用時は縦2.71m×横0.95m×高さ1.42m、折りたたむと0.5m×0.95m×1.42mとコンパクトになる。本体重量は83kg。負荷は22段階に調整できる。99万円(税込)。
「ENCOMPASS(エンコンパス)」使用時は縦2.71m×横0.95m×高さ1.42m、折りたたむと0.5m×0.95m×1.42mとコンパクトになる。本体重量は83kg。負荷は22段階に調整できる。99万円(税込)。

「200種以上のトレーニングが可能。ボディメイク、リハビリテーション、ピラティスなど、さまざまな目的に応じた体作りができるうえ、効果が出るのも早い」と話すのは、約10年前からエンコンパスをトレーニングに導入するパーソナルトレーナーの中野ジェームズ修一さん。

「いわゆる筋トレのマシンと異なるのは、作り上げる筋肉の質。筋肉を引き伸ばしながら鍛えるのが特徴で、関節可動域を広げながら、強く、細く、しなやかな筋肉が手に入る。また、機能的な体作りができるため、日常生活からスポーツシーンまでパフォーマンスを上げられる」。

この2つが可能に
ピラティス + ストレングス

 ピラティスマシン「リフォーマー」を使ったピラティスエクササイズは1台でほぼ網羅。さらにエンコンパスでは、自重と重力を負荷にしたピラティス、筋トレ(ストレングス)が可能。機能的な体作りとボディメイクという二つの願いをかなえられる。

折り畳みできるため、プライベートなパーソナルトレーニングの現場でも人気だという。
折り畳みできるため、プライベートなパーソナルトレーニングの現場でも人気だという。