ハンズフリーで効率よくケアできる、「ながら美容家電」が進化している。マスク型やヘッドホン型、置き型のパネルタイプなど形状のバリエーションだけでなく、頭皮や、首肩の凝りケアができるものも。手で持って当てなくても全顔にイオン導入ができて、コードレスだから家事をしながらでもケアできる便利アイテムも登場した。
両手があくから家事をしながらでもケアできる
肌を本気でケアしたいけど、美顔器を手に持って顔に当てている時間さえもったいない。もっと効率よくケアできるアイテムがあったらいいのに──。そんな声に応えるように、「ながら美容家電」が進化している。マスク型やヘッドホン型、置き型のパネルタイプなど形状のバリエーションが増加。それだけでなく、顔や頭皮ケアのほか、首肩の凝りケアにも使えたり、イオン導入ができるものまで登場した。
登場時、バットマンの黒マスクのようなインパクトのある見た目でも話題になったウェアラブルEMS美顔器「メディリフト」。初代が発売になった2018年当時、家庭用美顔器は手持ちタイプが主流だったが、「装着するだけで顔の下半分のケアができる」と注目された。
その後、周波数帯の拡大や装着性の向上、防滴タイプの追加など進化を続け、最新バージョンでは、美容成分が配合され、EMSの効果を高める専用ゲル付きセットが発売されている。
「メディリフト プラスゲルセット」
表情筋の大・小頬骨筋、咬筋(こうきん)に働きかけるウェアラブルEMS美顔器「メディリフト」と、使用感を高める美容成分入りゲル(50g)のセット。シリコン製のマスクの頬の部分にコントローラーをはめてマスクを装着する。表情筋と肌表面のハリ・弾力ケアを効率よく行える。シリコーンマスクとコントローラーの重さは約176g。コントローラーは充電式。3万7180円。問/ヤーマン
「マスク型イオン美顔器 イオンブースト EH-SM50」
パナソニックからは、ハンズフリーでイオン導入ができるマスクタイプの美顔器が登場。イオン導入とは、微弱電流を流して水溶性美容成分の浸透を促す技術。同社独自の「高分子浸透技術」で、スキンケア化粧品に含まれるヒアルロン酸など分子が大きく、肌の角層に届きにくい成分の浸透を促すことができる。
手持ちのスキンケア化粧品やシートマスクを付けてから装着するだけ。スイッチを入れると左右の頬のパッドユニットから顔全体にイオンが流れて、イオン導入ができる。3万8500円(編集部調べ)。問/パナソニック