写真やファイルの保存・共有をしたり、スケジュールを管理したり、ビデオ会議をしたりするための便利なサービスの一つに「クラウドサービス」がある。仕事でもプライベートでも身近なものになっている一方、情報漏えいやデータ消失といった課題も。クラウドサービスを安心して使うために押さえておきたいポイントを専門家に聞いた。
なぜクラウドサービスのセキュリティ対策が必要なのか
日常において「クラウドサービス」という言葉はあまり聞きなれないが、実は私たちが生活する上で欠かせない存在になっている。例えば、これらのサービス名に見覚えはないだろうか。
主なクラウドサービス
(1)ストレージサービス
写真やファイルを保存・共有する
例:Google ドライブ、Dropbox、firestorage
(2)メールサービス
メールを送受信する
例:Gmail、Outlook.com(旧Hotmail)、Yahoo!メール
(3)チャットサービス
社内でチャットをする
例:Slack、Chatwork
(4)会議サービス
ビデオ会議システムを使ってミーティングをする
例:Google Meet、Zoom、Microsoft Teams
(5)業務支援サービス
会計業務やプロジェクト管理、スケジュール管理
例:freee、Backlog、Googleカレンダー
写真やファイルを保存・共有する
例:Google ドライブ、Dropbox、firestorage
(2)メールサービス
メールを送受信する
例:Gmail、Outlook.com(旧Hotmail)、Yahoo!メール
(3)チャットサービス
社内でチャットをする
例:Slack、Chatwork
(4)会議サービス
ビデオ会議システムを使ってミーティングをする
例:Google Meet、Zoom、Microsoft Teams
(5)業務支援サービス
会計業務やプロジェクト管理、スケジュール管理
例:freee、Backlog、Googleカレンダー
クラウドサービスはインターネットなどのネットワークを経由して利用できるサービス全般のことをいう。これらのサービス名を見て、「これがクラウドサービスだったんだ」と初めて知る人もいるのでは。
インターネットに接続可能な環境さえあれば、ブラウザーまたはサービス側が提供するアプリを使って、どこにいてもデータをアップロードしたり、複数人で同時に共有作業をしたりできる。そのため、仕事でもプライベートでも非常に使い勝手がいいというメリットがある。しかし、利用しているおのおのがセキュリティ対策をしなければいけないため、重大な事故につながりやすい。
そこで、サイバーセキュリティ事業を展開するトライコーダ代表の上野宣さんにクラウドサービスを安全に使うために気を付けておきたいポイントを教えてもらった。