働く女性を取り巻く諸問題を、日経BPの編集長、副編集長、編集委員がリポート。その解決策を、動画で分かりやすく解説します。今回は日経xwoman編集長の片野温が、2021年6月に成立した改正育児・介護休業法で大きく変わろうとしている「男性育休」をテーマに、3回に分けてお話します。2回目は、男性育休の必要性を理解する管理職「イクボス」について、です。
従業員が育休を取得するときには、職場の雰囲気は大きなハードルとなります。そこでキーとなるのが「イクボス」の存在。イクボスとは部下のワークライフバランスを考慮しキャリアと人生を応援しながら、組織に貢献する結果を出す上司のことを指します。上司は、チームメンバーの家族構成を把握しておき、育休を取得するよう勧めるのはもちろん、欠員があっても業務を円滑に進められるよう日常的に業務の効率化やチームワークを構築する必要があります。ほかにも、「日ごろからチーム内でプライベートな話ができる雰囲気にする」「自らも時短や休業制度を活用する」要素も欠かせません。実例として、スープストックトーキョーのケースを紹介します。
日経xwoman編集長の片野温が、次ページの動画で詳しくお話しします。