症状をもとに関連する病名と受診先を調べられる「ユビーAI受診相談」

 時折起こる頭痛や胃腸の不調など、医師に診てもらうべき症状なのか判断がつかないことがあります。放っておいたために重症化してしまうことは避けたいですね。

 そんなときは月間300万人が利用するというウェブ医療情報提供サービス「ユビーAI受診相談」を活用してみては。「主な自覚症状は?」「痛い場所は?」「患部が腫れている?」など、20問ほどの質問に答えていくことで、症状と関連のある病名や適切な診療科、地域の医療機関を調べることができます。問診に使用されるAIは、約5万件の医学論文から抽出したデータと約3500種類の質問データをもとにして解析を行い、参考病名を提示します。さらに、50人の現役医師が監修を行っており、1100以上の疾病に対応しています。Ubie(ユビー、東京・中央)のAIは実際の医療現場でも利用されているそうです。

質問に答えることで情報が得られる「ユビーAI受診相談」
質問に答えることで情報が得られる「ユビーAI受診相談」

 ユビーAI受診相談はブラウザー、またはアプリで利用できます。回答は選択肢の中から選ぶだけなので簡単。かかるべき診療科を調べられるのもありがたいですね。会員登録は必須ではありませんが、登録を行うとこれまでの回答結果が蓄積されてその後の相談にも反映されるようになります。会員登録は無料ですし、PCとスマホのどちらからでも過去の回答を利用できるようになるので、登録を考えてみては。

 ユビーAI受診相談を運営するUbieによると、「サービス利用後、実際に医療機関を受診した」と回答した人は58.4%で、そのうちの91.1%は「受診してよかった」と回答しているそうです。一人で悩んでいるよりも、不調の解消の足掛かりとして相談してみるといいですね。

 外出がままならない中、診療を控える人が増えているといわれます。病院への受診を完全に代替するものではありませんが、オンラインで利用できる医療サービスはかなり参考になりそう。症状が重く、救急車を呼ぶべきか迷ったときは、救急安心センター事業(♯7119)へ電話して相談してくださいね。

文/鈴木朋子 写真/PIXTA