子育てしながら活躍する先輩が身近にたくさんいた

 私が学んだ薬学部は、理系の中では比較的女性の多い学部です。就職活動時に、製薬・化学系企業で働く大学の先輩たちから話を聞いて、どの会社も性別に関係なく活躍されている印象でした。実際に入社後も、社内には子育てしながら活躍する先輩が身近に何人もいました。

 私は2度の産休・育休を取りましたが、いずれも妊娠を報告すると、上司は「おめでとう」と言ってくれた後、復帰後のキャリアプランの相談に乗ってくれて、とてもうれしかったのを覚えています。それが当たり前という風土が職場に根付いていると実感し、制度だけでなくこういった文化慣習を築き上げてきた先輩たちに改めて感謝しました。

「妊娠を報告すると、上司は「おめでとう」と言ってくれた後、復帰後のキャリアプランの相談に乗ってくれて、とてもうれしかったのを覚えています」
「妊娠を報告すると、上司は「おめでとう」と言ってくれた後、復帰後のキャリアプランの相談に乗ってくれて、とてもうれしかったのを覚えています」

マネジャーへの昇進が、自分が成長できる大きな機会に

 これから課長職を打診された人は、「なぜ自分に白羽の矢が立ったのか」を考えてみてほしいと思います。そこには、期待が必ずあるはずですから。

 一方で、課長職になるデメリットのほうが先に頭に浮かぶ人もいるでしょう。忙しくなるとか、自分には務まらないのではないかとか……、私自身もそうした不安は感じました。しかし、不安に押し流されず、打診されるからには必ず理由があると受け止め、前向きに捉えてはいかがでしょうか。チャンスは二度と来ないかもしれません。冷静に周りを見渡せば、これからの自分を支えてくれる人もきっと見つかるでしょう。

 私自身は、グループマネジャーへの昇進が、自分が成長できる大きな機会になりました。これからも幅広い分野で活躍できるよう努力していきます。