1. TOP
  2. ダイバーシティ
  3. 課長50人インタビュー
  4. 大和証券「部下が心強く思う言葉をかける」 経験に学ぶ
課長50人インタビュー

大和証券「部下が心強く思う言葉をかける」 経験に学ぶ

部下に注意するときは「理由」と「解決法」を必ずセットに

Terraceで話題!

国の目標が「2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度」だったにもかかわらず、21年度の雇用均等基本調査(厚生労働省)では、課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は12.3%にとどまり、女性の管理職登用は課題です。そんな中、自分の目標とするキャリアを築き、課長として活躍する女性たちは、どのような思いで仕事と向き合っているのでしょうか。今回は、大和証券新鎌ヶ谷営業所で営業所長を務める横倉友香里さんに話を聞きました。

横倉友香里(よこくら・ゆかり)さん
横倉友香里(よこくら・ゆかり)さん
大和証券 新鎌ヶ谷営業所 営業所長
リーダー(課長職)に就任は、入社12年目、33歳
【略歴】
2006年4月  日本大学商学部卒業 大和証券入社 エリア総合職 横浜支店配属でリテール営業
2011年2月  リクルーター
2016年3月  インストラクター 研修所で入社1年目のエリア総合職の指導を務める
2016年4月  総合職転向
2016年7月  池袋支店でリテール営業
2017年10月  船橋支店 エリアコンサルタント課リーダー 新鎌ヶ谷営業所出店への準備
2022年2月  新鎌ヶ谷営業所開設 営業所長

【家族構成】
夫と2人暮らし

福利厚生にも支えられ、総合職に転向

 金融系の企業を中心に就職活動を進める中、「投資」という分野に興味を持ち、大和証券に入社しました。実家がある東京を離れることへの不安から、転居の伴う転勤のないエリア総合職を選びました。横浜支店のリテール営業に配属され、個人顧客を中心に担当しました。

 入社後にまず驚いたのは社内文化の「ハッスル」という言葉です。これは「よくやった」「ありがとう」といった様々な意味を持ち、多くの場面で使われます。誰かに助けてもらったとき、誰かが仕事で成果を上げたときに「ハッスル!」とみんなで声がけをします。

 入社して間もない頃は、なかなか言い慣れませんでしたが、実際に口に出して言うことで、チームの信頼感や結束力が高まっていくのを実感しました。横浜支店には約10年間所属し、上司や先輩、同僚や顧客とまるで自分の家族のような親しい関係を築くことができました。

 この会社で「ずっと働きたい」という気持ちになっていた頃、周囲から「総合職に転向してキャリアアップしないか?」と勧められました。上司からのサポートを受け、自ら希望する形で試験を受けて合格し、総合職となりました。19時前退社が徹底されていたり、ライフステージが変わっても勤務しやすい社内制度があったりと、「続けられそう」という実感も転向を後押ししました。

新設の営業所で所長に就任

 総合職になってからは、まず池袋支店で1年間勤務した後、2017年に船橋支店に配属となりました。ここで、現在所長を務める、千葉県の新鎌ヶ谷営業所の新設に向けた準備を開始。商工会にあいさつして地域の仲間に入れてもらう、地域の人々に口座を作ってもらうための営業活動を行う、といったことが主な業務内容でした。

 しかし、まさか自分が所長になるということは想定外で、打診された際には驚きましたが、できることからやっていこう、と前向きに受け止めました。幸いにも開店までに、結果として4年間の準備期間がありましたので、心の準備をするには十分でした。「所長になったんだな」と実感したのは、やはり開店後でしたね。

 実は私は営業の仕事以外にも、2011年にリクルーター、2016年にインストラクターという形で、学生や新入社員と関わる仕事もしてきました。当時のエリア総合職の新入社員は、4月の入社から6月半ばまでのほとんどを研修施設に寝泊まりし、そこで仕事の基礎を学びました。インストラクターの業務は、まさに寝食を共にする形で新入社員に伴走することです。2カ月半の間、私は新入社員とともに過ごしました。これは、総合職に転向しようとしていた時期と重なります。

 新入社員たちは自分とは年齢だけでなく価値観が異なっています。優秀な社会人になる自信や期待だけではなく、不安もある後輩を指導する経験は、キャリアアップの道を選び、さらに管理職になった現在の実務にも、大いに役立っています。

関連雑誌・書籍・セミナー

会員登録でクリップやタグの
フォローが可能になります
フォローしているキーワード/タグ
キャンセル