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課長50人インタビュー

ユニ・チャーム 10年後の自分と会社の姿を描く課長

「自分を過小評価しなくていい」「何とかなることが多い」キャリアの道程で見つけた価値観

Terraceで話題!

2020年度、課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は 12.4%でした(厚生労働省、雇用均等基本調査)。2019年度の11.9%から0.5ポイント上昇しましたが、まだまだ女性の管理職登用は課題です。そんな中、東証1部上場企業には、自分の目標とするキャリアを築き、課長として活躍する女性たちがいます。どのような思いで仕事と向き合っているのでしょうか。今回は、ユニ・チャームの海外マーケティング部ブランドマネージャー越野有紀子さんを紹介します。

越野 有紀子(こしの・ゆきこ)さん(42歳)
越野 有紀子(こしの・ゆきこ)さん(42歳)
ユニ・チャーム 海外マーケティング部 ブランドマネージャー(課長)
■課長(リーダー)職に昇格は、入社10年目、34歳
【略歴】
2003年 同志社大学大学院卒業
2003年 ユニ・チャーム入社、商品開発に配属され大人用紙オムツを担当
2007年 マーケティング部へ異動
2011年 国内マーケティング担当
2013年 ブランドマネージャーへ昇進
2013年 産休・育休取得
2014年 職場復帰 国内マーケティング担当
2017年 マーケティング企画部へ異動
2018年 海外マーケティング部へ異動

【家族構成】
夫と息子1人(8歳)の3人家族

商品開発からマーケティング部門を志望した理由

 大学院では有機化学を学んでいました。ユニ・チャームは不織布・吸収体の加工成形といった技術をベースに、人の不快を快適に変えていく製品を提供する企業であるため、人に役立つ製品を作りたいという思いで入社しました。まず商品開発部門に配属され、大人用の紙オムツを担当しました。入社後すぐに担当した製品は既にリニューアルが決まっており、品質基準通りに製品機能が発揮するように、実験や評価・分析などを日々繰り返してきました。

 転機となったのは、社内のマーケティング研修でした。「マーケティングは日常生活で困っている人々の生活をより快適にするために開発した製品を世界中の顧客に届けることができる仕事だ」と、その魅力に気づきました。そこで、当時所属していた商品開発部門内でも「できることからやろう」と、市場や顧客を調査する部門に所属し、顧客の使用実態や顧客ニーズを製品へ転換していくための分析を担当しました。

 07年、念願のマーケティング部門に異動します。当時、異動は希望する部門に所定のシートを提出し、面接という流れだったのですが、そのシートに関しても自分が得た調査の結果や仮説を記載し、マーケティングプランを作り上げ、プレゼンテーションをした結果、合格に至りました。

 マーケティングを専門とするようになり、この仕事にさらにのめり込みました。マーケティングは「生理だから仕方がないよね……」と顧客自身が諦めていることを見つけて、その解決の糸口を探索します。結果、私の手で微力ながら、社会を女性が活躍しやすい環境へ変えることができていると思っています。また戦略を考え、実行することで、顧客の反応が目に見える形で分かり、成功も失敗も含めて自分の中にどんどんためることができ、スキルアップを実感できるのも面白さの一つです。

 このように、私がやりたいこと、ビジョンを明確にできたのは、社内制度のサポートのおかげでもあります。当社には四半期ごとの上司との面談で、「10年後の自分のありたい姿」について話し合う機会があります。10年後の目標のために3年後、1年後、という形で仕事とプライベートのキャリアプラン・キャリアビジョンを描くフォーマットがあり、それを考慮して人事異動が行われます。おのずと、自分がしたいことは何かを、考える機会となります。

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