石井佳苗さんがインテリアを考える上で欠かせないのが「照明」。部屋を明るく照らすだけでなく、心地のいい空間づくりや健康面でも大切なアイテムなのをご存じですか。今回は、照明の重要性や選び方について紹介します。

備え付けの照明は明るすぎる。健康への影響も

 私はインテリアの中でも、特に「照明」を重要視しています。「ただ部屋を明るくするだけのものでは」と思われがちですが、実は種類もたくさん。生活の用途や空間づくりを考える上で、幅広く使い分けることができます。また、健康面で大きな影響も。

石井さんのご自宅には、リビングだけでも9個の照明があります
石井さんのご自宅には、リビングだけでも9個の照明があります

 そもそも、日本の照明は明るすぎるのです。ひと部屋に一灯のシーリングライトで、部屋全体を昼間のように照らしてしまっている人は多いのではないでしょうか。照明について学ぶ機会が少ないということもありますが、部屋に備え付けられているものは当たり前のようにそこにあるため、気に留めない人が多いように思います。

 夜間の部屋は本来、リラックスをしたり体を休ませたりするところ。しかし、まぶしすぎる明かりは、脳に悪影響を与えて睡眠障害にもつながります。

 ではインテリアとしての機能だけでなく、心地のよさや安らぎを求める上で、どのような照明を選べばいいのでしょうか。